作 品 一 覧


画像からお入りください

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五角箸/箸置き

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酒器/湯呑

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挽き立て盆

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挽き立て酒器台

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ハナノウツワ

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和紙貼盆

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和紙貼トレー

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和紙貼パネル

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楓筋目板皿/厚口プレート



<ご購入の流れ>


①「蝶野秀紀作品ご購入お問い合わせフォーム」より、

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②明細とお振込み先などお知らせさせていただきます。
③ご入金確認後、発送させていただきます。





蝶野秀紀さんの工房を訪ねて



蝶野さんの工房は広島市安佐北区にあります。

2005年に石川県挽物轆轤技術研修所を卒業され、
石川県山中にて「工房 息吹木 ibuki」を設立されました。
2007年より各地で展示会を重ねたのち
2009年に現在の場所に工房を移設され、今に至ります。


本来、漆の仕事は分業制。
主に木地師と塗師(下地と上塗り)の仕事に分かれます。

前職はエンジニアという異色の経歴をお持ちの蝶野さんが
木と漆の器を作られ始めて21年。
全ての工程をご自身で行われるのも、理想の器を追い求める思いからと言われます。


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元の材をカットし、さらにそこから原型を切り出します
この後は乾燥室で乾燥させます

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蝶野さんが使われる山中式の旋盤
削る道具は全て自作のもの

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塗りに使う生漆(きうるし)
小分けに取りだして使います




塗りの仕事

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挽き終わった器。
乾燥させ、ここから
塗りの工程に入ります。

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生漆(きうるし)と砥の粉
砥石を切り出した時に
出る粉
)を調合した錆漆
(さびうるし)を刷り
込んで目止めをします。

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錆漆(さびうるし)を
施したものを研ぎます。
この工程を繰り返し
ベースを作ります。

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研ぎが仕上がった後、
一回目の塗り。
拭き漆の塗りは
2-3回繰り返します。

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金色に栃の杢目が
浮かび上がり、
美しい器になりました。




「漆の器はハレの日のものという印象がありますが、
実は日常にこそ使っていただきたいものです」

そう話される蝶野さん。


蝶野さんの漆椀は、私にとって初めて日常使いした漆でした。
高価でハレの日のものとばかり思っていた漆。
拭き漆で仕上げられた器は手入れしやすく、丈夫で木目も美しい。


熱いおみそ汁も冷めにくく
手に熱さを感じずに持てますし、硬くて丈夫。
年数を経て剥げてきたり欠けたりした場合、送料のみで
無償で修繕してくださるので安心してお使いいただけます。

一番のお手入れは毎日使うこと。
使い続けることで程よく湿気が保たれ長持ちします。

「漆はお手入れが大変そう」
「値が張るものだし、普段は...」

というお声を頂くこともございますが、一度お使いいただけると
これほど扱いやすいものもそうなく、また年を重ねるごとに
とてもお得なお買い物だったと実感して頂けると
実際自分で使ってみて自信を持ってお薦めさせて頂いております。



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栃フリーカップ。
定番は茶、黒、弁柄(赤)、白の4種あります。
形が美しいだけでなく、指が引っ掛かりやすく滑りにくいため
安定して持ち上げられるのも嬉しいです。

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近年、制作されている和紙貼シリーズ。
茶と黒があります。
普段のお食事をいっそう美味しく見せてくれます。


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2019個展風景

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和紙貼八角盆(長)
他に正方型もあります
特注サイズも制作してくださいます

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中サイズのフチなしタイプ
岡山市の割烹「旬席いし田」さんにて
お使いいただいています


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脚付き膳
脚は岡山のKITA WORKSさん


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お正月の食卓から
和紙貼りは水洗いもできるので
お料理を盛りつけすることもできます


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和紙貼八角皿



拘りつつも囚われない。
作りたいものを作る。


「この仕事が好きで一生やっていきたい」という
蝶野さんの今後も楽しみです。




instagramより
https://www.instagram.com/chono.hideki/?hl=ja

展示会作品和紙貼盆

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