「土に映す」

田鶴濱守人・優香 陶二人展

2017.9.9 (土) - 9.24 (日)
  11:00 - 17:00
展休日 9/11(月) 9/18(月)
*9/18(月)は営業いたします
 作家在廊日  9/9・9/10・9/24  守人さん優香さん
         9/23  優香さん

<特別企画>

9/9(土)「うつわとお酒と音楽と」
*満席となりました。
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      9/23(土) 「31コーヒー」+「Atelier Plus」コーヒーとパン
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田鶴濱守人さんと優香さん、お二人とのお付き合いは
十一年を超えますが今回が初めての展示会となります。

美大生時代、根津美術館で観た雨漏茶碗の
柔らかさやまるで生き物のような存在感に
衝撃を受け、独学で陶芸を始めた守人さん。
ひたむきに探求し続け、多様な釉薬を用いられます。

建築の仕事の中で同じく土に惹かれ、
この道を歩まれることになった優香さん。
色の違う土を一枚一枚交互に重ねていく
「練り込み」技法を主体に制作されています。

陶芸を志した道筋も表現も違いますが、
土に対する愛情もまた違います。

「だからこそ同じ工房で一緒に
仕事できるのかもしれませんね」
というお二人。

この展示会ではお二人それぞれの
「土を楽しむ先に生まれたうつわ」
を御覧いただきたく思います。

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いずれも守人さんの作。
フチのある平らな皿は、皆で分け合う大皿としても
一人用のプレートとしても活躍します。
写真の黒錆の他、粉引もお持ちくださいます。
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一枚一枚土を重ねて、年輪のような
細やかな模様を作りだす優香さんの練り込み。
一見素朴でいて、赤や緑などをさらに
鮮やかに引き立てる独特の魅力があり、
盛った瞬間に印象が変わることに驚きます。